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認知症の予防

超高齢社会を迎えた現在、認知症の患者数は約180万人にも上り、この先も増加の一途を辿る見込みです。私たちに最も身近な病気である「がん」の患者数ですら128万人とされ、それ以上の認知症患者がいることにただ驚かされます。そんな他人事ではない「認知症」を防ぐには、一体どうすればいいのでしょうか?

認知症になりにくい生活習慣

最近の研究から、認知症を遠ざける生活習慣がわかってきました。これを身に付け、実践することで認知症にならずに済む、あるいは発症時期を遅らせることが可能になるかも知れません。

食習慣

野菜・果物

野菜や果物にはビタミンCやE、βカロチンなどの抗酸化物質が多く含まれていて、これは老化の原因ともされる過剰な活性酸素を除去する物質です。

サバやイワシなどの青魚に含まれる不飽和脂肪酸「EPA」や「DHA」は血液の流れをよくするほか、脳の神経伝達をよくすることが知られています。

赤ワイン

赤ワインに含まれる「ポリフェノール」には強い抗酸化作用があり、アルツハイマー型認知症の脳にみられる老人斑の発生を抑える働きがあるとされています。

運動習慣

認知症の発症には脳の頭頂連合野、前頭前野、海馬などの血流が深く関係しています。これらの部位を活性化させるためには、体に酸素を取り込みながら行う「有酸素運動」を1日30分、週5日ほど行うと効果的です。脳への血流が増して、より多くの酸素が取り込まれ、脳が活性化します。また、運動を取り入れることで生活にもメリハリができ、体調も整うはずです。

対人接触

アルツハイマー型認知症の発症には、対人的な接触頻度が深く関与していることも明らかになってきました。夫婦同居で子供と週1回以上会う、友人または親族と週1回以上会う人に比べて、独り暮らしで子供と週1回未満しか会わない、友人または親族と週1回未満しか会わない・・・いわば「閉じこもり」の人は発症の危険度が8倍も高いとされています。

知的行動習慣

アルツハイマー型認知症になると体験したことを思い出す短期記憶、いくつかの対象に注意を振り分けたり、切り替えたりする機能である注意分割機能、日常生活での判断や計画、管理を支える思考力などが低下します。これらの機能を刺激するにはチェスやオセロなどのボードゲーム、パズル、文章を読み・書きする、楽器を演奏する、ダンスを行うといったことが効果的です。

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脳血管性認知症には「一無・二少・三多」が効果的!

脳血管性認知症は何らかの原因(高血圧や糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、心臓病など)によって脳の血流が低下あるいは損傷し、引き起こされます。実はこれ、近年話題となっている「生活習慣病」の症状と同じなのです。つまり、生活習慣病を予防することが、結果として脳血管性認知症の予防につながるといえます。そこで、日本生活習慣病予防協会が提言している生活習慣病予防のための「一無・二少・三多」について見ていきましょう。まず、“一無”はタバコを無にする・・・つまり「禁煙」のことです。タバコに含まれるニコチンやタール、一酸化炭素はからだにさまざまな悪影響を及ぼします。そして、“二少”は「食と酒を少なくする」ことです。食事は腹八分目に抑え、お酒も1日1合(日本酒の場合)までとしましょう。最後に三多は「よく動く」「しっかり休む」「人や物に多く接する」を意味し、運動に関しては1日1万歩ほど歩くことが理想的とされています。慣れ親しんだ生活を変えるのは容易なことではありませんが、少しずつ意識し、改善してみてはいかがでしょうか?

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